萌え〜？？？：GREEN.LAB blog：SSブログ

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萌え〜？？？ [編集]

どーもです。昨日、テレビで秋葉原の”萌え”ブームについて放送していました。
昔の電気街としての秋葉原は行った事がありますが、メイドカフェ、ヒツジカフェなどができてからは行った事はありません。おおくの秋葉系といわれる若者からおっさんまでが声優やアイドルに群がり，写真を撮り、踊り、握手をしていました。そういう光景を見に来る観光客もたくさんいるようです。
うーん、ちょっと興味もあり楽しそうですが、考えてしまいます。別に個人の趣味であり、好みであり、青春だったり、唯一の楽しみだったり、人生かもしれないし、ほんとに自由な事だとわ思いますが、こんなにブームになってしまう日本はどんな国なのだろう。。。
現実にはない事を想像して、憧れたり、ハマってしまったり、夢を感じたり、逃避する事は誰にでもあります。でも、このメディアが作る都市型のブームは想像を現実に見えるようにしてしまい、それに、多くの人が本気でハマっているように見えます。
インタビューで”恋愛をしたいですか？”と言う問いに”したいけど現実的に難しい”と答えていました。これは、やっぱり問題だと思います。メディアが作り出す、かっこいい人、かわいい子、モテる人、モテない人が定義されてしまい、それに当てはまらないと駄目なのです。大きな力を持つメディア社会が作り出した本当ではない事に多くの時間やお金費やし、その中で、かっこ良くいられるようにしている。ある意味、あきらめから生まれた世界のような気がします。
このブームで一部の人がお金を稼ぎ、経済効果があるという事になってしまうのですが、こんな経済効果は何の意味があるのだろう。この先、現実と非現実の区別がさらに見えにくくなり、若い人たちの生き生きしてすばらしいはずのパワーが非現実な事に消費されて未来にはつながらないような気がします。
今度、アメリカで”萌え〜at movie"が公開されるようですが、ヒットするだろうと言う事です。そんな気がしますが、それが日本の誇れるものかと思うと、切ない気持ちになります。日本には、もっと世界に誇れる現実的な文化があるのになぁ〜。
これからの日本の文化は、わび、錆、萌え〜、だそうです。皆さんはどう思いますか？

人形作家の戸田澄江さんの作品です。”生きてる”みたいでしょ。