情熱大陸~探検昆虫学者 西田賢司~
どーも。
残暑が厳しい毎日です。
昨日の重たいものを運んだのがいけなかったようで、
運んでいるときにすでに怪しかったのですが、
気がつかない振りをしていました。
が、ヤッパリ駄目みたいで朝から須坂の山崎接骨院に行ってきました。
ぎっくり腰のようです。
早く良くなるといいのですが，，，，。
さて、情熱大陸という番組しってますか？
いろんないけてる人、変わった人、生き生きいきてる人の
日常を取材して放送している番組です。
たまに見ていますがなかなか面白い人が沢山出ています。
次回の放送では、コスタリカでかんりお世話になった
探検昆虫学者 西田賢司さんが出演します。
こよなく虫を愛し、人を愛し、虫の世界から自然の大切さや奥深さ、
楽しさ，美しさを伝えている活動家です。
しかも、半端じゃない仕事をしているかなりマニアックで
思想をもったいけてる優しい探検昆虫学者です。
コスタリカには，地球上の5%の生物が生存していると言われていて
そのうちまだ、名前のついていないものや生体の解明されていない生き物が
ほとんどで、西田さんは虫こぶを作る虫を主に研究しています。
また、ハワイ政府からの依頼で外来種の駆除に役立つ虫を研究しています。
コスタリカでお世話になった時、昆虫採集に同行させてもらったのですが、
虫取り網と虫を入れる袋、デジタルカメラ、帽子にサングラス，
カッパを着て小さな虫探しをオッサンだが，少年のような表情で
虫を探していき、
僕らが気にも留めない気がつけない、マクロな世界で彼の目は
確実に小さな虫を見つけていきます。
本当に驚かされます。
ほんの数メートルの世界の中に無限の生き物たちが存在しているのです。
僕が思うに，まず虫が好きなのは当然だけれど，
非常に繊細で根気のいる仕事です。
そして，それぞれの小さな虫の世界でそれぞれの虫たちの
生きる意味や重要性や繋がりをひも解いています。
生き物たちは人間のように周りの人に気を使ったり、
考えたりしているわけではないけれど、
すべての生き物には意味があるようで、
たとえば一つの種類の生き物が地球からいなくなってしまう。
他の生き物はそれを悲しんだりはしない。
でも、その生き物がいなくなったせいでそれを餌にしていた生き物がいなくなってしまったり
その生き物が食べていたものが増えすぎてしまったり、
バランスが崩れる。
それぞれが，意識はなくとも繋がっているのだろう。
そして、バランスが崩れたとしても生きる事をやめるわけにはいかないし
悲しんでなんかはいない。
ただ、それでも生きようとするだけである。
僕は，夏農業をやっているけれど，例えば、この雑草が邪魔だから
除草剤を撒いたとする。除草剤を撒くとそれ以外の雑草も枯れてしまう。
一見，奇麗に除草されて邪魔だった雑草も消えてしまうだろうと思っていると
そういう訳ではないようで、その雑草は除草剤に強く
もちろん弱ってはいるが死ななかったのである。
そして、しばらく立つと彼らは復活し前よりも勢いを増して生えてきます。
なぜだろう？除草剤を撒いたせいで他の植物は生えていないので，
競争相手がいなくなってしまったのです。
隣のおじさんは丁寧にその雑草だけを抜き続けていて、
その結果おじさんの畑にはその雑草はほとんどなくなくなりました。
周りの雑草が勢いを増し、その雑草が生えてこられなくなっってしまったのです。
そのおじさんは知っていたのです。除草剤を撒いても意味のない事を。
西田さんのやっている事はもちろんもっと深い世界ですが、
それでも，とにかく良く知る事が大切だと言っています。
ジャンセン教授も同じようなことを言っていました。
そこにどんな虫がどれだけいるのか。彼らは何を食べているのか？
などなど、毎日昆虫を採集して研究して、データにしていく作業をしています。
まだまだ，膨大な時間がかかるそうですがその先に環境保護のあり方や
生物多様性の利用法が見えてくるようです。
僕のいい加減な説明ではよくわからないと思うので、
是非，情熱列島をチェックしてみてください。
それkら、西田さんのHPもチェックしてみてください。
虫の美しい色合いや形は、まさにアートの世界です。
虫の世界から人間の世界に学ぶ事が沢山ありそうです。
まあ，虫の世界も人間の世界もなくて、
本当は同じ地球暮らす仲間として繋がっているのだろうと思っています。
明日から峰の原に遊びにくるようなので楽しみです。
探検昆虫学者 西田賢司 http://www.kenjinishida.net/jp/indexjp.html
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