青い森の都2010~三度目の冬〜

どーも。今日の峰の原は，雨降りで始まり今は霧に包まれ冷たい空気が流れています。

なかなかいい雰囲気です。

さて、一月の終わりから10日程青森トリップに出かけていました。

今年で三度目の青森ですが、暖かい人々と柔かい雪に包まれ霧にも包まれ

たまに覗かせる太陽いい時間を過ごしてきました。

青い森の都2010~三度目の冬~

今年もスバルサンバーが、快調にエンジン音を響かせ青森八甲田に向かった。

僕と高と二人の旅である。斑尾のイベントを終えてその足で青森に向かった。

もちろん下道である。週末なので、ETCを使って高速で行けばいいかもしれないのだが

あいにくETCを搭載していない。どのみちスピードのでないサンバーには

下道が似合うのだろう。

飯山を抜け十日町、小千谷、新潟、村上、そして，海沿へ。

海沿いを出たところで，体力の限界。道の駅で就寝。

風の音と波の音、それから、アイドリングをストップしない運ちゃんのエンジン音。

いつもの事である。

スバルサンバーのハイルーフ、商業用車はけっこう広い。

荷物を足下に置きフラットをだし、キャンプマットを敷いて寝袋に入る。

大人二人が足を伸ばして寝る事ができる。しかもハイルーフは

少しだけ広いような気になる。テントとして考えれば悪くない。

もちろん僕らは，料理もするし漫画を読んだり酒を飲んだりまるでキャンピングカーのように

過ごしているが、軽ワンボックスであるには違いないけれど、、、。

朝起きてお腹がすいたので屋台のラーメンをすする。朝ラーである。

意外に魚介のだしにきいたスープは朝の胃袋にはあっさりと優しい。

海風を感じながら、CDウォークマンの小さなポータブルスピーカーから流れる音楽が心地いい。

カーステレオは故障。

窓を開けるとき指をぶつけて邪魔な場所にある大きなスピーカーからは一切音しない。

サンバーは今日も好調である。

山形、秋田と7号線をを抜けひた走り青森に向かう。

青森には、リョウマ君がいるあのアパートだ。東京に住んでいるけれど冬は青森で過ごす。

もう１０年になるらしい。

おかげで、僕らは初めて八甲田に訪れたときから迷わずにパウダーを滑り

気持ちの場所にいくことができた。

しかも、青森ローカルのみんなとも繋がれて旅がより想い出深いものになる。

その日は、リョウマ君と久々の再会。

翌朝早くから珍しく動き出し八甲田に向かった。

今回は，北海道からカメラマンのハイシーさんやビデオカメラマンの岡ケンがきてくれる事に

なっていたのだ。八甲田で待ち合せ。

ロープウェー乗り場のストーブの前には

相変わらずの八甲田ローカルのいつものように始発を待っている。

今年も1ヵ月券をかった。14000円とリーズナブルで旅人に優しい。

早速頂上にあがり外にでる。

３度目の八甲田は霧に包まれていた。

とは言っても、パウダーは最高で今年も暖かく僕らを迎えてくれた。

森の中に続く雪の波とモンスター柔らかいブナ林。本当に美しい。そして，楽しい。

滑った後は温泉。スカ湯、深沢、谷地、雲谷などなど沢山のいいお湯がある。

７週間温泉三昧。

そして，八甲田の駐車場の車の中で自炊をして寒いので酒を飲み毎日倒れるように寝た。

車から見える月は，今年も黄色く光り輝いていた。

晴れ間をみながら、ポイントを探しハイクアップして撮影をした。

さすが八甲田。なかなかその表情を見せてくれない。

それでも，楽しいポイントはあってパウダーも楽しめる。天気は気長に待つしかないのである。

途中、2日程、五明のアッちゃんと畔田さん、カメラマンの岳ちゃんの雪板クルーも合流。

数少ない晴れ間をピンポイントで当てて雪板の撮影もし、そして、八幡平に向かった。

旅人たちは出会い、また、違う場所に向かっていく。

僕らは，八甲田に残りハイシーたちと晴れをゆっくり待ちながら粘り強く撮影を続けた。

帰る日にちが決まっていたので、少し焦りながらも晴れなければまた来年かなと思いつつ最終日。

北海道からのrediのノブ君、シンジが合流。ノブ君はいつも元気だ。

今日は，晴れ間があるかもしれない。

それぞれ、八甲田の東斜面で斜面を選び太陽を待っていると、青空が広がり太陽が顔を見せた。

一面に広がる銀世界はどこまでも続き、雪でできたモンスターがキラキラと輝いていた。

待ちに待った晴れがきたのだ。

ドロップイン!!!

ノートラックの極上のパウダー。想い通りのライン。

スピードを感じながら僕は雪の上に浮いている。

真っ白な大きなパウダーが僕を包んだ。

最高の瞬間、、、。

天気やメンバーやいろんな事が上手くいってやっといい映像や写真が生まれる。

八甲田ありがとう。みんなに感謝。

高も晴れを当て満足のライディングができたようだった。

別れを惜しみながら、八甲田を後にきた道と同じ道を辿り一路長野へ。

3度目の八甲田も想い出に残る旅になった。

遠いけど毎年訪れる事でいろんな出会いや発見や自分の中の新しいスノーボードに出会える。

リョウマ君ありがとう。淳さんやケンくんコジケンくん、みなさんタラナベ美味しかったです。

それから、今さん美味しいお酒とお刺身，暖かい寝床ありがとうございました。

つゆ焼きそば最高。

ハイシーさん、岡ケンもありがとう。久々のセッションはいいね。

高おつかれでした。

また，来年お邪魔します。keep on snowboarding!!!

今回、全然山の写真がないので、是非、滑りにいってご自分の目で見に行ってみてください。

いいところですよ!!!ガイドサービスも充実していますので、チェックです。