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現代農業

どーも。今日も、晴れたり曇ったりとややこしい天気ですが、すっかり秋の風が吹き、外の木々や草花たちも、季節の変化とともにゆっくりと色を変え、少しずつ葉落とし始めています。夏の勢いのある緑ではなく、優しい黄緑になって、そのうち黄色くなって、そして、冬の前には完全に葉を落とし冬支度に入っていきます。
僕がお世話になっているまる文農場もだいぶ野菜も減ってきました。働く時間も日が長いうちはそれに合わせて、朝は5:00〜夕方は6:30か7:00くらいまで働き、雨が降っても風が吹いても出荷がある日は休まずはたらきます。でも、秋に近づくにつれ、朝は5:30になりそのうち6時になり、夕方もどんどん短くなっていきます。ほんとに自然のサイクルにあった仕事だと思います。まあ、どっちにしろ朝は早いのですが、、、。
この前,テレビで川上村のレタス畑の事が放送されていましたが、朝2時かくらいから仕事をしているようで、ライトで畑を照らし、頭にはヘッドライトというなんともすごい状況でした。菅平でも早くからやっている人はいるらしいですが、2時
というのは朝ではなくて、まあ、真夜中という方が正しいくらいの時間です。
川上村は多くの中国人研修生が農業の研修として大勢働きに来ていますが、研修なので今年から朝の仕事は禁止されてしまったのです。仕方がないので、農家の人たちだけで仕事をしているのですが、高齢化と人手が少ないせいで、せっかく育てた野菜も収穫できずに廃棄してしまう農家が沢山でてしまったようです。日本人の働き手がいれば、朝も仕事をしてくれるのですが、ヤッパリ農業はキツいので人ではないのです。確かに、朝めちゃめちゃ早くから働くのはキツいと思うし、自然のサイクルで働くはずの農家が、夜中から働いているのはどうにもおかしな事に感じます。そんなに夜中から働かなくては成り立たないような農業のシステムは何か問題があり、持続可能なシステムではないのではないかと思います。日本人でなくても、夜中から働く事は厳しいし、誰もやりたくないに決まっています。
この先、さらに日本人は農業に携わる事がなくなってゆき、働いているのはみんな外国人(中国人?)になっていくと思いますが、それでホントにいいのかと疑問があります。でも、菅平もそうなるのはそう遠くではないでしょう。もうすでに、多くの中国人が研修?働いています。日本中の農村は、きっと何年かすると、お年寄りと中国人だけになってしまいそうな気がします。うーん。それって、どうなんでしょう?日本は、ただでさえ食料の自給率が低く問題になっていますが、その国内の野菜ですら外国人の手で作られていくのです。別に外国人の人たちには感謝をするべきかもしれませんが、この国の食料はどうなってしまうのだろう。
町には、沢山の仕事やアルバイトもあって、それはそれでいいのですが、田舎にも農業という仕事がまだまだあります。キツい事もあるけれど、自然の中で自然のサイクルで過ごしながら食べ物を育てる事は、なかなかいい仕事ですよ。もし、町の暮らしに行き詰まった時は、田舎の暮らしや仕事に目を向けてみるのもいいかもしれません。
まる文農場も、終わりに近づいて来たとはいえ、まだ、しばらく忙しい日々が続きそうです。今日も小林カンパニーの友達が手伝いに来てくれて、賑やかにハードに働いていいます。
第一次産業万歳!!


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