LOHASな生活？
どーもです。ずっと降り続いている雨はまだやみそうにありません。いつまで降るのだろう。。。
朝から写真を整理していたら、秋の峰の原の写真がでてきました。まだ、雪はありませんが冷え込んで樹氷がきれいです。毎年、夏はまる文農業で働いているのですが（今年はけがのせいでまだ働けていないのですが）この農場は若者が多く、社長は50歳ですが、めちゃめちゃ元気な人でサッカーしたり、駅伝を走ったり、それから、スキーのコーチをして心から愛しています。
息子も２人働いていて、一人はスキーで世界中を車で回りながら、大会に出てスキーで世界を狙っています。もう一人は、スキー場のパトロールをしていて、彼も冬は雪の上で過ごしています。他に働いているのは、僕の兄と哲と高というスノーボーダーたちです。彼らも、スノーボードにどっぷりとハマり資金を稼ぐために農場で働いています。だいたい、平均年齢は２０代後半かな。
ここでは皆が冬を待ちわびています。めちゃめちゃ忙しく働きながら、お茶の時間になると春先は先シーズンの話題で盛り上がり、夏前になるとお盆をすぎたらもう冬だよと言いながらあたらしいDVDや雑誌の話をして過ごし、お盆をすぎるともう冬だねといいながら１０月末からリフトが動く軽井沢の話や、立山の話がでてきます。そして、秋になると皆の顔は冬への期待や仕事が終わる喜びに満ちあふれていきます。毎年、同じような会話をして、同じように冬を迎えるのですが、飽きずに続いています。農業は、肉体的にすごくキツい時もあるし、天気のせいで思うようにいかない時もあるけど、収穫の喜びや自然のサイクルを肌で味わえます。日が長いうちは遅くまで働いて、短くなってくるとそれにあわせてゆっくりな仕事になっていき、冬は雪に覆われてすべて隠してしまいます。
そして、さんざん冬を楽しんでまた、新しい気持ちで（五月病になりながら）春の仕事に望んでいきます。
メリハリがあるので、続けていけるのだと思います。冬が好きな人たちにとっては
まさにLOHAS(健康で持続可能なライフスタイル)な生活のような気がします。
みなさんもいきなり農業をするのは大変ですが、家庭菜園をはじめてみると新しい発見があるかもしれません！！
この日記みたいなライフサイクル、リアルに羨ましかったりします（笑）
by えだ (2006-07-21 23:14)