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天災と(天災)天才による人災

プルトニュウムの風に吹かれていこう〜。
というブルーハーツの歌が頭に浮かんだ。


地震と津波により多くの方々が犠牲になり、
今も復興に向け、力強く生きている。

そして、天災により、世界に歴史に残る大きな人災が引き起こされた。
福島原発の事である.
地震発生から、日を追うごとに危機的な状況が明らかになり
窮地に追いつめられていく現場では、
多くの作業員が命と引き換えに懸命に働いている。
信じがたい事実である.
世界にまで放射線がふりそそぎ、
福島原発周辺の各県では、農業,漁業、命の水にまで影響が及び始めている。

戦争で原爆を落とされ多くの方が被爆し,命を落とし、
厳しい時代を乗り越えてきた敗戦国日本が、
それkら、70年が経ち気がつくと
"核の平和利用"のもと国中になんと54機もの原発を持つ核の上に成り立つ国になった。
研究用のものも合わせると70を超えるという。

僕の薄っぺらな頭の中に非核三原則ということばが残っている。
核を持たず、作らず、持ち込ませづ、
佐藤栄作が打ち出した原則らしい。

その3原則は、全く意味がない。
原子力発電は、核を所持しているのと同じではないのか?
原子力発電を作る事は、核を作る事と違うのか?
原子炉に使うウランを海外から持ち込むということは?

今回の原発の大事故は、
日本の経済成長を支えた、この国を動かしている大金持ち、
議員や官僚,研究者、大企業、
ある種の天才たちとそれを支持したり、無関心だった多くの日本人が引き起こした
"人災"ではないだろうか?

果たして原子力がなくては、日本の電力は足りないのだろうか?

僕はいくら電力がたりなくても、
地震や津波のたびに放射能の恐怖に脅かされながら
原発であふれる程の電力で満たされる"明るい生活"
はもう選ばない。

きれいごとでは世の中は回らないのかもしれない。
でも、きれいごとは真実である。

今され、きれいごとを言うなッという人がいるかもしれないが、
今だからこそ、こんな時だからこそ
きれいごとを声を大にして活動しよう。

そして、真剣にエネルギーを、生き方を選ぶときがきたのだろう。
沢山の矛盾の中で暮らし、正しい事を見失う事が多いけれど、
本当に大切な命を考えるべきだろう。

道のりは長いけれど、諦めず前向きに。
power to the peaple

最近こんな映画を見てきました。

ミツバチの羽音と地球の回転







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